異世界嫁ごはん ～最強の専業主夫に転生・転職しました～【転生】【料理】

　

異世界嫁ごはん　～最強の専業主夫に転生・転職しました～　　作者：九重七六八

「う～ん……美味しすぎるううう～っ」
　今日も腕によりをかけて作った手料理に、異世界で出会った愛する嫁は毎晩ごろにゃん状態。仕事バリバリの軍人をしている嫁は、普段は強気でツンな態度をとってはいるが、二徹（にてつ）の料理の前には毎晩、あえなく陥落するしかない。
　和食の料理人として８歳の頃から修行をし、至高の料理人として頭角を現していた主人公、伊達二徹（だてにてつ）。ある事件に巻き込まれて、以前の料理知識や技術をもったまま、中世ヨーロッパ風の異世界へ生まれ変わった。さらに時間を操作するチートな能力まで付与されていた。
生まれた家は貴族の家柄。しかし、大人になる前に家は王家のお家騒動に巻き込まれて残念ながら没落。　それでも、チート能力を駆使して、なんとか生き延びることができた。紆余曲折の上、許嫁の王国近衛隊の美しい女性士官ニコール・オーガスト中尉（２１歳）と結婚して平穏な生活を手に入れる。現在の二徹の仕事は、忙しい嫁を食事で癒すために至高の料理を作ること。今日も至高の一品で妻を癒す。食べもの系、のんびり、異世界嫁とのイチャラブ物語。

　基本、１話完結で進みますが、転生の謎や家の再興の話など少しずつ進んでいきます。

　オススメ度　★★★＋
　キーワード　ファンタジー　転生　料理

【続きを読む】

【続きを閉じる】

　海外で料理修行をしていた主人公が、異世界で貴族に転生。
　が、王家のお家騒動に巻き込まれて没落。
　幼なじみの貴族に婿入りして、主夫としてやっていくことに――。



　なんだかんだあるけど、基本は嫁さんを餌付けしていくのがメインな料理もの。
　没落を気にせず、日常を楽しみながら料理してる感がグッド。設定や世界観もよさげで、軍人な嫁さんもなかなかにいいキャラしてるかなー。
　ただ、料理を食べたときのリアクションとあらすじが詰めすぎな点は気になるところ。

　今後がちょっと楽しみな作品だったり？

洋食屋料理人の海賊船紀行【異世界トリップ】

　

洋食屋料理人の海賊船紀行【完結】　　作者：筧 千里

浅倉屋洋食店の料理人、浅倉竜也。
毎日、家族で洋食店の厨房を回している彼はある日、買い出しに出かけた瞬間に猛烈な目眩に襲われ、気を失ってしまう。目覚めたそこは奴隷小屋であり、そのままジェイクと名乗る謎の男に購入された。

竜也は何故か異世界へ転移し、何故か奴隷として買われ、何故か海賊船に乗らなければならなくなった――。

　オススメ度　★★★
　キーワード　ファンタジー　異世界トリップ　海賊　料理

【続きを読む】

【続きを閉じる】

　洋食屋の料理人が異世界トリップ。
　辿り着いた先は奴隷小屋の牢獄。運良く話のわかる人に買われたと思えば、行き先は海賊船。
　とりあえずは自分を購入した代金を稼げるまで、海賊船で料理人をしていくことに――。



　料理が碌に発展していない世界で料理してUMEEEEE系。
　設定やキャラはいい雰囲気出してるんだけど、なんかインパクト弱めというかパンチがない？
　せっかくの海賊船ものなのに、９万字進んで海戦のひとつもないのもなんだかなー...

　あと主人公が最初に料理にぶち切れるシーンは強引すぎ。

宅配！異世界☆ランチ【現代】【飯テロ】

　

宅配！異世界☆ランチ　　作者：ほうとう。

とあるOLの携帯端末にいつの間にかDLされていた弁当配達のアプリ。

異世界ランチへようこそ。
メニューは日替わりが１種類。一律500円（税込）です。
メイン及びサブが２つが基本形態となっております。
ただし、主食はパン・ごはん・麦飯・十六穀米・より選択可能。
パンについては日替わり。金曜日は炊き込みご飯があり。但し品切れの場合はご容赦ください。
スープかプチデザートの選択ができますがこちらも日替わりとなっておりますのでご了承下さい。
当店の食材・調味料に関しましては一切の遺伝子組み替えをつかってはございません。
アレルギーに関しましては、毎日ＨＰにて16品目の掲載をさせていただいておりますのでご参考ください。
購入方法は現在、ネットでのみの受付となっております。
ご注文後、５分以内にお届けしますので、500円を机の上に置いてお待ち下さい。

　オススメ度　★★★＋
　キーワード　現代　飯テロ　異世界の弁当

【続きを読む】

【続きを閉じる】

　知らない間に携帯にインストールされた謎の弁当配達アプリ。
　弁当はワンコイン(500円)で異世界から転移魔法を使って配達。
　初めはOLが、次はOLの後輩が、
　弁当の美味しさから徐々に異世界弁当の利用者が増えていく――。



　異世界から弁当配達という変わり種の飯テロ作品。
　あっさりとした読み口だけど、しっかりと飯テロをやっていてグッド。
　１話ごとにメイン視点を切り替えて、話を繋げて広げていく感じも良し。

　けど、話数を重ねる事に誰視点かわかりづらくなってる点はマイナス。

　週１更新なおかげで安定感があるのも売りかなー。

腹ぺこエルフさん放浪記【現代・飯テロ】

　

腹ぺこエルフさん放浪記　　作者：(=｀ω´=)

なぜか当然のように現代日本に出現しているエルフさん。
旺盛な食欲と好奇心にまかせて、様々な場所で、様々な人々に混ざって食卓を囲みます。
毎週金曜日に更新。

　オススメ度　★★★★
　キーワード　現代　日常／飯テロ

【続きを読む】

【続きを閉じる】

　たまには日刊ランク外から。





　異世界から日本にやってきたエルフのタスッタさん。
　関東を中心に、全国津々浦々に出現。
　ちょっとした日常を楽しみながらも、気分赴くままに食事も楽しんでいく――。




　週１更新の１話完結タイプの飯テロもの。
　グルメ系だけど、かなりさっぱりした後味がいい作品。ちょっとした日常のやりとりが地味に良かったり。
　一気に読むより空き時間にちょこっと読んでいく読み方がオススメかなー。

　ただエルフを使う必要性があったのか、ちょっと疑問（外国人とかでも十分いけたような？

異世界de魔獣飯 【異世界グルメ・召喚】

　

異世界de魔獣飯　　作者：なんごくピヨーコ

「私たちに食事を、何でもいいから食べられる物を与えなさい」その日、世界で一番運が悪くてトラックに轢かれる寸前、異世界に召喚された高橋司(ツカサ)。召喚主は飢え死に寸前の半獣娘と黄金色の髪の幼い少女だった。そこでツカサはうっかり彼女たちに、食事を与える契約をしてしまう。悪喰の魔人ツカサの、火起こしから始まる異世界モンスター料理ライフ。

　オススメ度　★★★
　キーワード　ファンタジー　召喚　　異世界グルメ

【続きを読む】

【続きを閉じる】

　なろうの日刊ランキングからスコップ（ジャンル再編成前のから



　異世界に悪喰の魔人として召喚された主人公。
　絶賛没落中の飢えた姫との契約で、食事の世話をしていくことに。
　が、絶賛没落中なため食材どころか食器や道具にも困る始末。

　とりあえずは手持ちの食料と魔獣でしのいでいく――。




　異世界グルメもいいけど、独特な世界観もいい作品。
　出てくる料理が身近でイメージしやすいところもグッド。
　けど、魔獣関連はちょっと奇抜さ狙いすぎて残念感が出てるかも？

　できれば、もうちょっと話のテンポが上がって欲しいところかなー。

いせたべ～日本大好き異世界王女、求婚からの食べ歩き～【異世界→日本・飯テロ／カクヨム】

　

いせたべ～日本大好き異世界王女、求婚からの食べ歩き～　　作者：川岸殴魚

異世界の王女様が街角グルメ!?
「からあげクン、美味しいのうっ！」

　オススメ度　★★★＋
　キーワード　異世界→日本　庶民グルメ　　飯テロ？

【続きを読む】

【続きを閉じる】

　カクヨムからスコップ。




　異世界の王女様とメイドが中村家へやってきた。
　目的は、主人公（中村）への求婚と憧れの日本文化の体験。
　主人公は緩やかな求婚をさらっと交わしつつ、
　ファーストフードやちょっとした食事で着実に王女とメイドの胃を掴んでいく――。




　面白い面白くない以前に、具体的な商品名やサービス名は大丈夫なんだろうか？　と心配になってくる作品。
　飯テロというよりは、もはや宣伝系？
　グルメ系で手軽に食べやすい商品をチョイスしているのがグッド。無駄に食べ方や主義を展開していくのもいい感じ。ついでに異世界側の世界観も興味深かったり？

　主人公と無邪気系王女＆メイドとの、日常ときどきグルメなスローライフものとしては充分にありかなー。

　ただ、ちょっとばかしサックリしすぎてるのは気になるところ。

蓬莱のシーフー 【現代・グルメ（中華）/カクヨム】

　

蓬莱のシーフー　　作者 毒島伊豆守

中華鍋、振ってよし　殴ってよし

　オススメ度　★★★★
　キーワード　現代ドラマ　中華料理　妖怪　仙人

【続きを読む】

【続きを閉じる】

　カクヨムからスコップ。




　店主の親父が死んで四十九日。
　中華料理屋「蓬莱軒」は、強引な催促で地上げ（閉店）の危機に陥っていた。
　が――、
　求人募集の紙を見てやってきた、変人料理人「シーフー」のおかげで、
　危機を乗り切り、少しずつ料理屋に活気が戻り始める――。




　文章力・世界観・キャラとバランスがよく読みやすい作品。
　中華料理屋が舞台で、料理３割、妖怪２割、人間ドラマ５割。仙人の謎具合や妖怪要素もいい感じにアクセントになっていてグッド。ところどころにある容赦のなさもまた良い具合。
　けど中華料理屋の娘の立ち位置が、ちょっと中途半端なところは気になるところかなー。

　評価的にはギリ★４で、少し無難に纏まりすぎてる感があるような？