異世界転移バーテンダーの『カクテルポーション』 作者:score
俺の名前は、夕霧総。年齢は二十三。
職業は、バーテンダーだ。
たとえここが剣と魔法、魔物と亜人種、科学と神秘が混在する異世界だとしても。
たとえ『ポーション』を混ぜ合わせて作る『カクテル』が、『ポーション』として馬鹿みたいな効果を発揮してしまうとしても。
たとえ『カクテル』を弾丸にしてぶっ放すことで、なぜか強力な『魔法』が使えてしまうとしても。
俺の職業は、あくまで『バーテンダー』なのである。
なぜか異世界に転移してしまったバーテンダーが、持っていた『カクテル作成技術』だけで、なんとなく世界に馴染んでしまうというお話。
主人公は『バー』を経営するために奮闘しつつ、『カクテル』の力で問題を解決していきます。
人情話や冒険もします。でも『カクテル』で大体なんとかしてしまいます。
オススメ度 ★★★+
キーワード 異世界トリップ 酒=ポーション
なろうの日刊ランキングからスコップ。
バーテンダーが、【ポーション=酒】な異世界にトリップ。
客の来ないポーション屋の主「スイ」に拾われ、異世界でもバーテンダーをやることを決意。
とりあえずは激マズなポーション(酒)をカクテルにすることから始めることに――。
ポーション(酒)でカクテルを作って、世界的にポーション(酒)の普及を目指していく主人公の物語。
とりあえずは、カクテルの作成と説明、雑学で全体の3、4割はあるような...
ポーションが酒だったり、機人という機械好きな種族(?)がいたり、魔法や魔道具があったりで、ごちゃまぜ系の世界観がいい空気を出していてグッド。ガッツリしたシリアスもなし。
基本的には何かあってもカクテル作って解決系なので安心して読める系かな?
ある程度一気に読むと、カクテルが飲みたくなること間違いなし。