銭(インチキ)の力で、戦国の世を駆け抜ける。 作者:Y.A
人類が宇宙に進出してから数千年、零細運輸会社足利運輸の社長足利光輝は、元軍人で姉さん女房の今日子と弟の清輝、可愛げのないアンドロイド、キヨマロと共に、購入した宇宙船カナガワのローンを返済すべく奮闘していた。
ところが、突然仕事中にカナガワごと異次元宙流に巻き込まれてしまう。
飛ばされた先は過去の日本であったが、それは光輝達の知る歴史とは微妙に違っていた。
誰よりも自分達が可愛い三人は、歴史が変わってしまう事も恐れずにこの世界で自由に行きていこうと決意するのであった。
(これは、昔に書いた某二次創作の原型を一回ぶん殴って修正したような作品です。一応歴史ジャンルに振り分けておりますが、本当の歴史物とは縁遠いと思いますので、そういうのが嫌いな人は読まないか軽く読み流してスルーしていただけたらと思います。あと、史実では活躍した人物が呆気なく死んでしまったり、その逆もあるのでその辺もご注意ください。)
オススメ度 ★★★★ → ★★★★★
キーワード S.F→戦国時代 NAISEI
本編の完結に伴い
書籍化 が決定とのこと。(ソース:
活動報告)
レーベルや発売日等の情報はまだだけど、
WEB版の削除、ダイジェスト化はなし 。
以前に紹介した『
ダンジョン発掘物語』や『
八男って、それはないでしょう!』の作者さんが過去作品リメイク&アレンジして投稿しているみたいなのでご紹介。
宇宙で駆け出しの運輸会社を経営していた主人公。
トラブルで異次元宙流に巻き込まれて、辿り着いた先は時間と空間を飛び越えた戦国時代の日本。
主人公たちは宇宙船のローンが無くなったことを喜び、帰れないことに開き直り、遥か未来の宇宙船というチート過ぎるアイテムを使いながら、徐々に徐々に、いろいろな面で戦国時代を浸食していくことに――。
ようするに、スペースオペラの住人が戦国時代に馴染もうとしつつ、実は好き放題やってるだけの物語。
一話目はS.Fしてるはずなのに、足利とかカナガワとか和風な名前のせいか妙に馴染みやすい罠。
戦国時代に辿り着いてからも信長に従いつつも好き勝手にNAISEIやってるし、家臣も徐々に魔改造フラグが。
ちょこちょことツッコミどころはあるものの、ある意味さすが書籍化作家。なろう系のツボを抑えてらっしゃる。日刊ランキングも1位になってるし...
軽いノリでの歴史改変で内政SUGEEEや歴史偉人の魔改造などが好きな人には是非ともオススメ。
とりあえずは始まったばかりなので
★4評価で。 → ★5に修正
ただ八男を連載しているので、どこまで更新があるのかちょっと不安なところ。
→ 無事、完結(世代交代以降は主人公の出番が減ったせいで、少しばかし蛇足感があるかも?)