文明の濫觴 作者:烏木
知り合いの山林の整備を終えた帰りにキャンプをしていた東雲義教たちは、キャンプ場で不思議な嵐に遭遇し、気づけばそこは先史時代であった。
「文明を築くがよい」
女神(?)に宣告されていきなりフロンティア生活がスタート
無くして分かる文明の恩恵 大自然の猛威 次々と襲い掛かってくる障害を知恵と工夫と技術で乗り越え生きるために開拓に励む
「これ何て『無人島ストーリー』?」
「いや『文明』じゃまいか?」
「ベリーハードの『鉄腕疾走』や」
文明的な快適な生活を目指して義教たちの挑戦が始まった。
オススメ度 ★★★+
キーワード 現代→縄文時代 開拓 万能キャンピングカー
歴史ジャンルから適当にスコップ。
超常的な存在の力で、キャンプ場まるごと、縄文時代の日本もどきにタイムスリップ。
タイムスリップしたのは、主人公たち(大学生8人)、高校生6人、家族×2、宗教団体、キャンプ場スタッフ。
キャンプ場をそのまま拠点にすれば全滅の可能性があったため、
主人公たち+αは新天地を求めて、キャンピングカーで旅立つことに――。
タイムスリップからの開拓もの。
徐々に行動範囲が広がり、やることが増え、どことなく秘密基地を造ってる感がいい作品。自分たちで全部やっていくのが売りな感じかなー。
でも、キャラを碌に掘り進めないまま大量に登場させてるせいで誰が誰だか状態。文章の緩急もあまりなく、淡々とした感じが微妙にプロットに近い感じが...。
メンバーが万能過ぎたり、便利道具が揃いすぎてたり、
このあたりも気になるけど、なろう受けを狙うならありかも?